一般社団法人 東京都消防協会

東京都消防協会の紹介

東京都消防協会は、昭和2年大日本警防協会東京支部としてその前身が発足したもので、昭和23年に消防組織法の制定による自治体消防組織として消防団が組織されたことにより独立した団体として東京都消防協会が誕生し、昭和44年には、法人格を取得し社団法人東京都消防協会と名称変更しました。
平成25年4月1日より一般社団法人に移行し、一般社団法人東京都消防協会と名称を変更しました。
東京都消防協会は、都内98消防団(消防団定員26,407名、平成26年4月1日現在)を会員とする法人組織で消防団相互の連絡協調、消防団員の消防知識技術の向上及び福利厚生を図り、消防団の活動を強化するとともに、東京都の行う消防諸行事に対して積極的に参加協力し、広く消防思想の普及をはかり、地域社会の災害を未然に防止し、もって社会福祉の増進を図るため組織されているものです。
なお、全国的な組織としては、財団法人日本消防協会があり、当協会もこの組織の会員となっています。

法人の名称フリガナ トウキョウトショウボウキョウカイ
法人の名称 東京都消防協会
法人区分 一般社団法人
主務官庁 東京都知事
郵便番号 100-8119
主たる事務所の住所 東京都千代田区大手町1-3-5 東京消防庁内
代表電話番号 03-3212-4020
代表者の氏名 沖山 仁
ホームページアドレス https://tosyoukyou.jp/
事業の種類 教育・訓練・研修会・講習会
事業の概要 厚生・互助・共済

沿革概要

消防が組織的になったのは、今から、366年前の寛永6年(1629年)、一万石以上の大名をもって組織した大名火消が最初といわれています。
その後、慶安3年 (1650年)には、四千石以上の旗本をもって組織した定火消、享保3年 (1718年)には、町奉行を頂点として名主、町役人等により組織した町火消、「いろは48組」の制度が生まれました。
これらの消防機関は、明治維新の諸制度の改革により、大名火消は明治元年に廃止され、定火消は明治2年に兵部省に吸収され、町火消は明治5年に消防組と改められました。明治7年には、消防組の組織的活動の基礎を定めた消防章程が制定されました。
明治27年には、消防組規程 (勅令)の公布により、市町村には、すべて義勇団体である消防組が組織されるようになりました。さらに昭和14年警防団令の制定により消防組は、防空従事等のため、自治的に結成されていた防護団を改組統合して警防団となり、防空、水火災消防の業務に従事することとなりました。
昭和22年警防団は解団され、同年消防団令(勅令)の制定により、あらたに全国の市町村に自主的、民主的な消防団が組織され、昭和23年には、消防組織法の制定により、消防団は、地域住民のための防災機関として、市町村が組織し、管理することになり今日にいたっているものであります
東京都内には、98の消防団 (特別区58団、三多摩地区30団、島しょ地区10団)が組織され26,407名(消防団員定員)の消防団員によって構成されています。
消防団は、平素においては、火災、水災等各種災害の予防、警戒防御にあたっておりますが、特に広域災害及び大震災時には、消防団の果たす役割は大変大きく、地域防災組織の中心としてその活躍が期待されております。

組織図・役員

組織図・役員

組織図